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江戸時代を振り返りつつ2011年を過ごすダイアリー
もう、こんな時期。もう、年末。いつの間に! 今年の1月から数えて360日近く、日が経っているのだ。光陰矢のごとし。
ただ、江戸時代から数えると千日、万日じゃきかないだろうな……。

なんで急にそんなことを言い出したかというと、ちょっと面白いダイアリーが発売されているから。
「江戸美学研究会」が制作した2011年版ダイアリー『江戸帖 EDO DESIGN DIARY』が、好評らしいのだ。




この研究会は“江戸のデザイン”と“江戸の生活”を研究するクラブで、3年前に発足。
会員を募り、浮世絵など今に残る江戸文化に関するセミナーやツアーを企画しているという。それらの活動を通して、江戸の美意識を紹介しているのだ。

そんな彼らが手がけた、このダイアリー。内容も、江戸のテイストがそこかしこに。
まず装丁がパッと目を引くのだが、これは日本橋の老舗呉服店である「竺仙(ちくせん)」が担当。浴衣の柄らしく、江戸時代の人々が好んだ定番のデザイン「万寿菊」「蛇の目」「網代」の3種が採用された。
「オリジナルの柄をそのまま使用しており、現在風にアレンジしておりません。『江戸といえば……』のイメージを崩さないように心掛けました」(担当者)

そして、中身について。各マンスリースケジュールの前には、その月の名のいわれや江戸時代における旧暦での暮らし方が紹介されている。
たとえば、睦月(1月)の中表紙には「当時は初詣の習慣はなく、年神様を迎えに行く恵方参り。その年々、神様がやってくる縁起のいい方向の寺社を参拝したのであった」という情報が。これらを読みながら、移り変わる季節を肌で感じ取る。

その後に続くウィークリースケジュールには、江戸の伝統工芸の紹介や花見の名所、江戸前の食べ物、ミニ散歩ルートを紹介。
巻末には江戸の文化を代表する歌舞伎や落語、手拭いや浮世絵、着物などについて、各分野の専門家に聞いたインタビューを掲載。浮世絵については、木版画廊の顧問取締役である島田賢太郎氏に。落語については、春風亭一朝師匠に。コクのある話を、ジックリと読むことができる。

要するに、江戸時代の人々の暮らしぶりを振り返って学びながら、2011年の暮らしをより豊かに過ごしていこう、というダイアリー。
「今、“江戸ブーム”が起こっているのですが、これをブームに終わらせないようにしたいです。昔の暮らしぶりを知る“江戸っ子”の方々もお年を召しており、江戸を語れる人も少なくなってきました。なので、様々な形で江戸文化に触れていただきたいです」(担当者)

そして、『江戸帖』の反響について。
「当研究会の会員さんの中には『旧暦に添って暮らしたい』と言う方も多く、そういった方々に好評です。また、江戸歩きのテキスト的な形で使われている方もいらっしゃるみたいです」(同上)
江戸(東京)というエリアと文化にこだわって制作されたダイアリーなのだが、地方ないしは外国の方にまで購入されているという。

この『江戸帖』は、国立文化博物館、江戸東京博物館、三井記念美術館などのミュージアムショップやデザイン系セレクトショップ、東急ハンズ、紀ノ国屋書店、羽田空港、富岡八幡宮、「江戸美学研究会」のウェブページなどで販売されている。価格は1,500円(税込み)。

「来年の話をすると鬼が笑う」というが、笑っていただきたい。もう、2012年版の制作も決定しているらしいのだ。
特に装丁について。今回は江戸時代の浴衣の柄が採用されたが、染めや手刷りを手掛ける方から「次回は、是非ウチにやらせてくれ!」という声が寄せられており、既に検討段階に入っているという、周到さ。

まさに、“江戸ブーム”をブームに終わらせない勢いである。
(寺西ジャジューカ)
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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

【2011/01/20 01:05】 | ひとりごと | コメント(0) | page top↑
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