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パワースポット
パワースポットなどが大人気の昨今。
以前、パワースポット好きの女性編集者に、唐突にこんなことを聞かれたことがある。
「初詣とか、神社とかって、行きます?」
行きますよ、と答えると、驚いた様子で言う。
「え~!! 受験もないし、結婚して子どもまでいるのに、何を願うんですか!?」

長身で目立つ美人の独身の彼女、願い事といえばもっぱら「恋愛成就」だと言うが、
常に恋愛の渦中にある人も、常に「受験」「就職」などが目前にある人などもそういないだろうに……。

改めて考えると、自分の場合、「みんなが病気や事故などなく過ごせますように」
という、凡庸かつ広範囲の願い事が多いのだが、
人はいったいパワースポットや神社などで何を願うものなのか。

周囲に聞いてみると、以下のような答えが挙がった。
「今年も無事に過ごせるようにとか」
「願いごとが叶いますように」
「特にこれといったものを思いつかないので……みんなが幸せになりますように、かな」
「『家族』や『友達』などを一通り願ってから、最後に自分の願いごとを少し入れる」
「パワーをもらえますように」
「特に何も願わない」
やっぱり! 案外漠然とした願い事をする人は多いよう。
他に、「願うのではなく、『今年は○○するぞ!』と決意表明に行く」
「『今年も無事過ごせてありがとうございます』と感謝の気持ちを伝える」
なんて意見もあった。

ところで、そんな古くからの人々の欲望・願いが集められた
『ねがい・うらない・おまじない 欲望の造形』(近藤雅樹監修/淡交社)という本がある。
たとえば、「絵馬」というと、一般的には「合格祈願」「健康」「幸せ」「良縁」「安産」などを
願うイメージだが、私的な祈願内容が直截に表現されることもある。
そのひとつ、神仏に誓いをたてる「断ち物絵馬」では、禁酒禁煙を誓い、賭けごとから足を洗うことを誓う。
「女断ち」「覚醒剤断ち」「コーヒー断ち」なんてものも紹介されていた。

また、吹き出物の治癒を願う小絵馬には、草刈り鎌が描かれているのだが、
これは草と瘡(くさ・腫れもの)をかけた語呂合わせで、見事に草を刈り取る鋭い鎌の威力に
あやかろうという思いが込められているのだそうだ。
さらに、「夫婦の縁を切れ」「縁が元に帰りませぬ様お願い申し上げます」
など、母が結婚した我が子の相手を憎んで綴った祈願状などもある。
ゾッとするが、これも一つの強い欲望ではあるのだろう。

ただし、こうした伝統的なまじないが減る一方で、いまも「ミサンガ(自然に切れたら~云々)」
「枕の下に○○を置いてねると~」などなど、新しいまじないは次々に生まれて伝わっている。
「横断歩道の白だけを踏んで渡りきると~」「黄色いワーゲンを見たら~」
なんてものも、一種のまじないと言えるだろう。

そういえば、具体的な願望はなくとも、自分の場合、猛烈な腹痛・体調不良に襲われたときなど、
日頃は信仰心が薄いくせに唐突に「神様!」と願ってしまうことがある。
自分の努力・心がけではどうにもならないことは、不意にやってくるものだ。

いつの世も、人の願い・欲望は果てしのないもの。
それは、結婚して子供を持ってなくなるようなものではありません。
(田幸和歌子)
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【2010/12/23 01:44】 | ひとりごと | コメント(0) | page top↑
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